青森市と中心に活動をしている子育て支援サークル「フリータイム」『フォーラムエネルギーを考える』と共催。
青森県から参加してくださった方たちと共に、地域で活動している「はまなすくらぶ」「原燃スカーフクラブ」、
六ヶ所村の方や「エコネット函館」の皆様に参加いただき、あすかエネルギーフォーラムの全国の会員をあわせ76名が一堂に会しました。
木元教子氏に『100年後の地球』の視点から」という特別講演をしていただいた後、恒例のテーブルトークを行いました。
講演を聴いて S・F
「バイオエタノールが本当に環境にいいの?」こんな興味深い問いかけで始まった木元先生の講演会。
・・・原子力問題では、原子力発電廃止を決めたドイツ(陸続きで他国からの電力供給が可能)と、周りが海に囲まれた日本とは置かれている状況が大きく違うというお話では、一概に賛成・反対だけで物事を判断することは出来ないと痛感した。
木元氏の講演のあと、参加者は10テーブルに分かれて話し合い。「エネルギーを考えるとき」「子どもたちに伝えたいこと」「原子力のリサイクル」などについて、積極的に語り合いました。最後に木元氏から講評と共に、著書「100年後の地球」の寄贈がありました。抽選では、会場が大いに沸き、当選した方は大喜びでした。
「くらしと放射線」東京大学大学院工学系研究科(原子力専攻)助教 飯本武志氏
フリータイムとあすかの会員は放射線について学習しました。
あすかエネルギーフォーラム S・K
放射線はどこにあるか?世の中のすべてのモノは放射性物質、つまり放射線はすべてのモノから出ている。
人体からも放射線は出る、1秒に5000発、そのうち3000発は筋肉にある、つまり筋肉質な人ほど放射線の量は多い。
すべてのモノから放射線は出ているので私たちはいつも被ばくしている。では温泉や健康グッズは危ないだろうか。
「被爆」と「被曝」は違う。
・・・・・・この講座は、放射線を「正当に怖がる」ためのきっかけになった。
エネ・フィメール21 F・Y
人類はウラン鉱石と共存して進化してきた。」「原子力に限らず、教育についても賛否ではなく、判断出来る教育を。」
「同じ土俵の上で、専門家と一般人の歩み寄りを考えてゆかなければならない。」「断定したいが'is'を使えない。」と科学者の言葉は心に響く。
原子力発電の恩恵を受けてきた一国民として責任ある身近な問題である。
一般人として、どこまで受け入れられて、どこから受け入れられないのか、技術・システム・人の視点から冷静に見てゆきたい。7月16日に発生した「新潟中越沖地震」に鑑みて、このような研究が人類の未来にとってきわめて重要であるという思いを強くした。
エネコウィング K・C
原油価格を決定していたのは、ロックフェラー、メジャー、OPEC、WTIというように時代ごとに変化していった。原油価格の決定要因は経済成長率や石油需要などの需要と石油生産・輸出・製油所・タンカー等の事故などの供給、イラン核開発、パレスチナ・イスラエル紛争などの社会に不安を与える要因からなっていることがよくわかった。原油価格は産出量だけでなく、政治的な要因が絡み合って決定される。
原油輸入に対する依存度が高い日本は、中東への理解を一層深めることが必要と感じた。
えひめエネルギーの会 K・A
ひとが集まってテーマがあればうまく行くのか。そうではない。そこには1.ねらい 2.すすめかた 3.スケジュール 4.心がまえが必要となることがわかった。また、アイスブレイク(本音で率直に話が出来る関係性を作る時間)の重要なことや、問題の本質をつかまえて、どう表現するか、人前で話すときの役に立つ法則など実践を交えながらの、楽しく役立ち度120%?の内容だった。
お問合せ先:NPO法人あすかエネルギーフォーラム事務局
電話:03-5640-0777
FAX:03-5640-2636
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